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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

南北首脳会談を祝福した鎌田慧氏こそミスター憲法9条だ 
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2018月5月1日第317号 ■   =============================================================     南北首脳会談を祝福した鎌田慧氏こそミスター憲法9条だ   =============================================================  歴史に残る南北首脳会談を素直に喜べない一億総安倍首相化の日本だが、はじめて素直に評価した人を見つけた。  きょう5月1日の東京新聞「本音のコラム」で鎌田慧氏が書いている。  「ここ板門店は分断の象徴ではなく平和の象徴になった」  これは文氏の歴史的な名言であると。  「対決の歴史に終止符を打つために来た」  これは金氏の決意表明だと。  東西ベルリンを遮断していたチェックポイント・チャーリーも、かつては恐怖の境界線だったがいまでは日常的な街路になった。異常な状態は人間の努力によって必ず修復される。それが歴史の教訓だ。それを信じたいと。  そして鎌田氏はこう続ける。  南北和解の光景を見て、私は日本はもう悪役にならずに済むと安堵したと。  1950年から始まった朝鮮戦争で、日本の基地から米軍が出撃し、日本は砲弾輸出などで大儲けした。その砲弾の下でどれだけの人間が亡くなったことかと。  もしも再び米国が北朝鮮を攻撃するような事になれば、戦争に対する想像力も平和への強い希求もない安倍首相は、集団的自衛権行使による自衛隊出動で、同じ誤りを繰り返すだろうと。  まさしくこの鎌田氏の言葉は、あの南北首脳会談を見て日本国民が等しく共有しなければいけない言葉だ。  南北対話を歓迎し、あの光景に心を動かさなければいけない理由である。  この鎌田慧氏の言葉こそ、新党憲法9条の精神を言い当てている言葉だ。  日本の政治がいま必要としている理念である(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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