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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

トランプのゴルフそのものがフェイクに違いない
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2018月1月23日第79号 ■   ==============================================================     トランプのゴルフそのものがフェイクに違いない  =============================================================  きょう1月23日の毎日新聞がワシントン共同を引用して書いた。  21日付米紙ワシントン・ポストが報じたという。  トランプ大統領が最初の1年間で繰り返したフェイク発言は2140回だったと。  ワシントン・ポストは就任以来行われたトランプ大統領の演説や声明、ツイッターなどをファクトチェック(事実確認)してみたという。  その結果、この数字が明らかになったというのだ。  さすがに米国の代表紙だ。  よくぞここまで検証したものだ。  日本の主要紙も同様の事を安倍首相に対して行ったらどうか。  日本国民の誰もが、このニュースを知ってそう思ったに違いない。  しかし、私がここで書きたいのはそのことではない。  ワシントン・ポスト紙はこう書いているという。  虚偽の主張がなかったのは過去1年間でわずか56日だけであり、しかもその多くがゴルフにいそしんでいた日だったと。  これには笑ってしまった。  実はゴルフをしている時こそ、もっともウソの誘惑にかられる時だ。  数あるスポーツの中でも、ゴルフはルールを守ることを自己申告するスポーツの代表格であるからだ。  おそらく、ゴルフをしている時のトランプ大統領は、スコアをごまかしたり、打ち直ししたりと、ウソをくり返しているに違ない。  トランプのゴルフそのものがフェイクなのだ。  そして、ゴルフと言えば必ず思い出す事がある。  私が米国に勤務していた時、ゴルフ雑誌で「世界中のゴルフファンに聞いたアンケート」というのがあった。  上司とゴルフをしていた時、上司が不正をしたのを偶然見つけてしまった時、あなたならどうするか、という質問に、一番、見て見ぬふりをする、と答えたのは米国のゴルファーだった。  その理由は、上司の機嫌を損ねてクビになるような愚をどうしておかすのか、というものだった。  ちなみに、開発途上国の国のゴルファーほど不正を許さないと答える者が多い傾向が見られ、日本はちょうど中間ぐらいだったと記憶している。  なんでもかんでも米国の後を追いかける日本だから、ますます米国に似て来るのだろうか(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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