元ファンドマネージャー近藤駿介の現場感覚
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転換点を迎えた金融政策 ~「出口論」を強いられる異次元の金融緩和
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元ファンドマネージャー近藤駿介の現場感覚

発行者:近藤駿介(元ファンドマネージャー/合同会社アナザーステージCEO) 価格:1,550円/月(税込)

 

2017/11/09 14:53 配信の記事

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               元ファンドマネージャー近藤駿介の現場感覚

               2017/11/09 号

  転換点を迎えた金融政策 ~「出口論」を強いられる異次元の金融緩和

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「デフレ脱却が達成できない根本的な原因としては『理論を日銀の執行部が理解していない』ことを挙げ、『現状を総括してきちんと責任を取る必要がある』と批判」(9日付Bloomberg 「日銀執行部は退任を、体制転換なくデフレ脱却ない-本田スイス大使」)

安倍政権に近いところから、ようやくまともな意見が出てきた。付け加えるとすれば、「理論を日銀の執行部が理解していない」ということに加えて、岩田副総裁が掲げてきた理論が机上の空論に過ぎない誤った理論だったという面も大きい。

「13年1月の政府と日銀の共同声明の全面改定も主張」

異次元の金融緩和の諸悪の根源はこの「共同声明」。ここに立ち返って議論することは必要不可欠だ。

総選挙で自民党が圧勝したことで異次元の金融緩和継続、黒田総裁続投という「根拠なき熱狂」が沸き起こったが、

「日銀が9日公表した10月30~31日開催分の金融政策決定会合の「主な意見」で、株価指数連動型上場投資信託(ETF)などのリスク資産の購入について政策委員から副作用を懸念する声が出ていたことが明らかになった」(9日付日経電子版 「日銀内でもETF 買いの副作用懸念 10月会合主な意見」)

という報道も出て来ており、異次元の金融緩和は曲がり角に来ていることは間違いない。

事実上「2%の物価安定目標」の無期限延期に追い込まれ効果のないことが明らかになった異次元の金融緩和政策を検証して見直すのは Plan-Do-Check サイクルからみても至極当たり前の話。異次元の金融緩和の出口は、ポスト黒田総裁のもとで議論されることになりそうだ。

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プロフィール

近藤駿介

元ファンドマネージャー/合同会社アナザーステージCEO
近藤駿介

1957年東京生まれ。私立武蔵中学・高校から早稲田大学理工学部土木工学科卒業。

ゼネコンで都市トンネル技術者として5年、社長室で2年弱企画営業を経験したのち資産運用業界に転身。その後20年以上に渡り、野村アセットを始め資産運用会社、銀行で株式、債券、デリバティブ、ベンチャー投資、不動産関連投資等様々な運用を経験。

運用業務に携わる一方、野村総合研究所投資調査部への出向経験を活かし、評論家、ストラテジストとしても活動。「週刊ダイヤモンド」「東洋経済」など経済誌向け執筆活動の他、経済同友会、日本証券業協会を始め、上場会社の経営会議や社員研修等で様々な講演活動を行う。

ストラテジストとして日経金融新聞(当時)「人気エコノミスト ランキング」にランクインを果したほか、本業のファンドマネージャーとしても担当ファンドが東洋経済の年間運用成績第2位に選出される。さらに、運用責任者として日本初の上場投資信託(ETF)である「日経300上場投信」の設定・上場を成功させたほか、投資信託業界初のビジネスモデル特許出願を果たす。