元ファンドマネージャー近藤駿介の現場感覚
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「政治的混乱のなかでの株高」と「有事の円買い」

元ファンドマネージャー近藤駿介の現場感覚

発行者:近藤駿介(元ファンドマネージャー/合同会社アナザーステージCEO) 価格:1,550円/月(税込)

 

2017/09/03 21:00 配信の記事

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               元ファンドマネージャー近藤駿介の現場感覚

               2017/ 9/ 4 号

       「政治的混乱のなかでの株高」と「有事の円買い」

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北朝鮮問題による地政学リスクの高まりに、バノン主席戦略官解任に至った辞任ドミノによる政治的混乱、さらにはハリケーン ハービーによる大規模な被害と、トランプ政権を揺るがすような出来事が続いたにも関わらず、米国を中心に8月の金融市場は概ね堅調な推移を見せた。

トランプ大統領の白人至上主義を擁護するような発言を契機に、メディア等でトランプ大統領の弾劾や、憲法修正第25条を発動して合法的にトランプ氏を解任する可能性などについてまで報じられるようになっている。しかし、そうした政治的混乱のなかでも米国株式市場は史上最高値を更新するなど、政治面での悪影響はほとんど及んでいない格好になっている。

それには幾つかの理由が考えられる。

まず第1に、トランプ政権で起きている辞任ドミノは、政治分野にとどまっていることである。フリン補佐官に始まりコミーFBI長官はロシアゲート疑惑関連で、そして、スパイサー報道官、プリーバス首席補佐官、スカラムーチ広報部長の辞任はホワイトハウス内での権力争いに伴う辞任・解任劇であるといえる。

こうした観点から重要だったのは、コーン国家経済会議(NEC)委員長が辞任を思いとどまったことだったといえる。減税策などの指揮を執るユダヤ系アメリカ人であるコーン委員長は、トランプ大統領の白人至上主義を擁護する言動に対して憤りを感じ、政治的スタンスの違いを理由に辞任寸前までいったことが報じられている。

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プロフィール

近藤駿介

元ファンドマネージャー/合同会社アナザーステージCEO
近藤駿介

1957年東京生まれ。私立武蔵中学・高校から早稲田大学理工学部土木工学科卒業。

ゼネコンで都市トンネル技術者として5年、社長室で2年弱企画営業を経験したのち資産運用業界に転身。その後20年以上に渡り、野村アセットを始め資産運用会社、銀行で株式、債券、デリバティブ、ベンチャー投資、不動産関連投資等様々な運用を経験。

運用業務に携わる一方、野村総合研究所投資調査部への出向経験を活かし、評論家、ストラテジストとしても活動。「週刊ダイヤモンド」「東洋経済」など経済誌向け執筆活動の他、経済同友会、日本証券業協会を始め、上場会社の経営会議や社員研修等で様々な講演活動を行う。

ストラテジストとして日経金融新聞(当時)「人気エコノミスト ランキング」にランクインを果したほか、本業のファンドマネージャーとしても担当ファンドが東洋経済の年間運用成績第2位に選出される。さらに、運用責任者として日本初の上場投資信託(ETF)である「日経300上場投信」の設定・上場を成功させたほか、投資信託業界初のビジネスモデル特許出願を果たす。