元ファンドマネージャー近藤駿介の現場感覚
元ファンドマネージャー近藤駿介の現場感覚

元FRB議長の「債券バブル」警告と内閣改造で生じる政府日銀間の亀裂

元ファンドマネージャー近藤駿介の現場感覚

発行者:近藤駿介(元ファンドマネージャー/合同会社アナザーステージCEO) 価格:1,550円/月(税込)

 

2017/08/06 21:37 配信の記事

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               元ファンドマネージャー近藤駿介の現場感覚

               2017/08/07 号

  元FRB議長の「債券バブル」警告と内閣改造で生じる政府日銀間の亀裂

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日米で様々な動きが出た1週間であった。

NYダウは7月FOMCの結果が予想の範囲内であった安心感から続伸し22,00ドル台の大台に乗せた。先週末には7月の雇用統計の結果を好感してNYダウは9日連続上昇し史上最高値を更新中となっている。

4日に発表された雇用統計は、非農業部門雇用者数が好調の目安といわれている20万人を上回り、失業率はFRBが完全雇用時失業率とみなしている4.6%を下回る4.3%。さらに平均時給の伸びは市場予想を上回る前年同月比2.5%と、理想的な形となった。

雇用情勢が好調を維持する中で、火曜日に発表された6月のPCEコアデフレーター(個人消費支出価格指数コア)は前年同月比1.5%上昇と、依然としてFRBが目安としている2%を下回りインフレが落ち着いていることが示された。これは、FRBの利上げが「早い時期」にはないという見方を後押しする結果だったといえる。

7月のFOMCでは、バランスシート縮小プログラムを開始する時期について「年内」から「比較的早い時期」へと変更が決められた。しかも利上げに踏み切った6月のFOMCとは異なり全一致での決定。

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プロフィール

近藤駿介

元ファンドマネージャー/合同会社アナザーステージCEO
近藤駿介

1957年東京生まれ。私立武蔵中学・高校から早稲田大学理工学部土木工学科卒業。

ゼネコンで都市トンネル技術者として5年、社長室で2年弱企画営業を経験したのち資産運用業界に転身。その後20年以上に渡り、野村アセットを始め資産運用会社、銀行で株式、債券、デリバティブ、ベンチャー投資、不動産関連投資等様々な運用を経験。

運用業務に携わる一方、野村総合研究所投資調査部への出向経験を活かし、評論家、ストラテジストとしても活動。「週刊ダイヤモンド」「東洋経済」など経済誌向け執筆活動の他、経済同友会、日本証券業協会を始め、上場会社の経営会議や社員研修等で様々な講演活動を行う。

ストラテジストとして日経金融新聞(当時)「人気エコノミスト ランキング」にランクインを果したほか、本業のファンドマネージャーとしても担当ファンドが東洋経済の年間運用成績第2位に選出される。さらに、運用責任者として日本初の上場投資信託(ETF)である「日経300上場投信」の設定・上場を成功させたほか、投資信託業界初のビジネスモデル特許出願を果たす。