━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 山田順のメールマガジン「週刊:未来地図」 No.377 2018/07/06 日本経済SOS(1)量的緩和の限界: 東京五輪を前に景気減速から財政破綻に向かうのか? ウェブで読む:http://foomii.com/00065/2018070609000046889 EPUBダウンロード:http://foomii.com/00065-47397.epub ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 米朝首脳会談によって朝鮮半島に平和が訪れるという「ムード」に酔っていると、この先、日本経済は大変なことになりそうです。なぜなら、米欧とも金融緩和を終えて、いまや日本だけが緩和を継続せざる得ない状況に追い込まれているからです。 この6月、前代未聞の「新発10年債」の取引が成立しないという異常事態が4日も起こりました。もはや日本の金融市場は機能不全に陥っています。この事態が、今後、日本経済を蝕んでいくのは明白でしょう。これにトランプ大統領の世界中を相手にした貿易戦争が加わるのですから、まさに「日本経済SOS」です。 そこで、今週から来週にかけて3回にわたり、今後の日本経済を展望します。 (今週は配信が、いつもの火曜日でなく、今日になってしまいました。ちょっと体調を崩していました。本当に、申し訳ありませんでした。お詫びいたします) [目次]──────────────────────────────────… … …(記事全文6,300文字)