━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 山田順のメールマガジン「週刊:未来地図」 No.363 2018/04/10 株を買い支える日銀、景況感の悪化: ますます国家社会主義化する日本経済の行方 ウェブで読む:http://foomii.com/00065/2018041009000045259 EPUBダウンロード:http://foomii.com/00065-45786.epub ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 最近のこのメルマガでは、あまり経済について取り上げてきませんでした。そこで、今回は、いったい日本経済はどうなっているのか?という大問題を、あらためて取り上げてみようと思います。 経済といえば株価ですが、昨日(4月9日)の東京株価は先週末のNY株価が572ドルも下げたにもかかわらず、 前週末比110円余り上げて約1カ月ぶりの高値を付けました。なにか変です。 もはや、日本の株価は市場原理が働いていないのは明白ですが、これは日本経済全体にも言えます。アベノミクスは失敗し、日本経済は下降しているにもかかわらず、メディアがそれを伝えていません。 景況感が悪化しているなか、森友問題で安倍内閣は求心力を失い、日銀の黒田総裁は目標を達成できないまま、任期2期目に入りました。 [目次]──────────────────────────────────… … …(記事全文8,062文字)