━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 山田順のメールマガジン「週刊:未来地図」 No.339 2017/12/05 アメリカの好景気はいつまで続くのか? そして日本は---? ウェブで読む:http://foomii.com/00065/2017120509000042724 EPUBダウンロード:http://foomii.com/00065-43290.epub ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ここまで2回、アメリカと日本の違い(主に生活文化)について述べてきましたが、今回はいったん中断して、日米の経済に関して述べてみたいと思います。 いまさら言うまでもありませんが、NYダウは市場最高値を更新し続け、アメリカの景気は誰が見てもいいと言えます。トランプがいくらデタラメをやり続けようと、アメリカ経済は活況を呈していますし、今回の税制改革法案(減税)を市場は歓迎しています。ただ、楽観ムードを警戒する声が出始めたのも事実です。 しかし、日本はどうでしょうか? ふつうならアメリカに引っ張られて好景気になるはずですが、そうなっていません。輸出が好調、株価もバブル崩壊後の高値を更新、失業率も限りなくゼロに近いのに、庶民生活はよくなっていません。なぜなのでしょうか? [目次]────────────────────────────────── ■税制改革法案の可決を市場は大歓迎… … …(記事全文9,107文字)