━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 山田順のメールマガジン「週刊:未来地図」 No.307 2017/06/21 「おもてなし」は素晴らしい文化なのか?(2) 対価なきサービスは顧客無視、従業員の犠牲を強いる ウェブで読む:http://foomii.com/00065/2017062109000039363 EPUBダウンロード:http://foomii.com/00065-39961.epub ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 昨日に続いて、「おもてなし」と「チップ」の話です。現在、ニューヨークでは「ノーチッピング・ムーブメント」(チップ廃止運動)が続いていますが、なぜ、こんなことが起こったのでしょうか? そして、どんな店がチップを廃止したのか? その結果、どうなったのか? を述べます。 このアメリカの動きとは逆に、私は日本に来る外国人には、「日本でもチップを払え」と言っています。「日本はおもてなしの国だからチップはいらない」などと、ガイドブックに書いてあるようなことはけっして言いません。なぜ、そうなのか?についても、述べてみます。 [目次]────────────────────────────────── ■発端は寿司屋、続いてバーガーの「シェイク・シャック」 ■最低賃金を上げると非熟練労働者は仕事がなくなる… … …(記事全文6,794文字)