━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「植草一秀の『知られざる真実』」 2012/09/27 日本の「失われた3年」を取り戻すために(1) 第358号 ──────────────────────────────────── 「国民の生活が第一」代表の小沢一郎氏の控訴審第一回公判が開かれ、結審し た。 指定弁護士側の証拠請求はすべて却下された。 11月12日に判決が言い渡される。 証拠調べが行われなかったことから、一審無罪判決が維持される可能性が極め て高い。 2009年3月に始まった検察による小沢一郎氏に対する謀略総攻撃が一段落 することになる。 しかし、これまでの不合理、理不尽な攻撃の軌跡を踏まえれば、油断は禁物で ある。 無罪判決と指定弁護士の上告断念を確実に見極めてゆかねばならない。 また、秘書3名の控訴審も続いている。 これまた常軌を逸する不当な禁錮刑判決を撤回させ、無罪を勝ち取らねばなら ない。 小沢氏に対する検察権力による総攻撃は、日本の主権者国民に対する総攻撃で ある。主権者国民は検察による不当な総攻撃によって、日本の民主主義を破壊 された被害者である。 この3年間の意味をじっくりと考察し、国家権力の暴走を食い止めてゆかねば ならない。 明日9月28日、午後6時半より、東京池袋の豊島公会堂において、「小沢一 郎議員を支援する会」主催のシンポジウムが開かれる。 日本政治の刷新に向けて、一人でも多くの市民の参加が求められる。 シンポジウムの概要は以下の通り。 日時 平成24年9月28日(金) 午後6時?午後9時 場所 豊島公会堂… … …(記事全文6,460文字)
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植草一秀(政治経済学者)