━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「植草一秀の『知られざる真実』」 2012/09/17 日本政治刷新のために大躍進させるべき政治勢力 第348号 ──────────────────────────────────── 「天子より以って庶人に至るまで、壱是(いっし)に皆(みな)身を修むるを 以って本(もと)と為(な)す。 その本(もと)乱れて末(すえ)治まる者は否(あら)ず」 よき結果を望むならば、その根本・土台をしっかりと構築すべきである、とい うことだ。 為政者に求められる資質とは、無私の精神と徳の高さであると思う。 徳とは何か。 次のものが含まれるだろう。 仁 :思いやりの心、いつくしむ心。 義 :人間としての正しい筋道。 礼 :他の人に敬意を示す作法。 勇 :決断力。 智 :洞察力、物ごとを考え判断するはたらき。 謙 :謙虚、つつましく、ひかえめ。 信 :うそをつかない、約束を守る。 忠 :まごころ。 寛 :寛容、心が広く人のあやまちを受け入れる。 (『大学』サイトより転載 http://www.1-em.net/sampo/daigaku/) このなかでも、とりわけ、 信 :うそをつかない、約束を守る。 義 :人間としての正しい筋道。 仁 :思いやりの心、いつくしむ心。 は基本のなかの基本と言えるだろう。 野田佳彦氏が国民からまったく支持されていない理由はここにある。 うそをつく。約束を守らない。 人間としての正しい筋道をはずす。 思いやりの心、いつくしむ心がない。… … …(記事全文5,447文字)
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植草一秀(政治経済学者)