━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 渡邉哲也の今世界で何が起きているのか 2015/12/07 第1061回 金本位制と家計簿的発想 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★米国の利上げはほぼ確定的になっている。それに対して利上げに伴う資金量を埋める と期待されていたECBの量的緩和が小さなものになっており、市場からは不満の声も大 きい。その原因はドイツなどの健全化勢力が強いためであり、量的緩和など従来の金融 政策から逸脱した方法に対するアレルギーが強いためである。擬似的金本位制(金とド ルの兌換を中止した)1971年のニクソンショックからすでに45年近くが経過するわけで… … …(記事全文2,538文字)
渡邉哲也の今世界で何が起きているのか
渡邉哲也(作家・経済評論家)