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浅妻昭治のマーケットセンサー(銘柄発掘の王道を伝授・注目株厳選)

浅妻昭治のマーケットセンサー(銘柄発掘の王道を伝授・注目株厳選)

■投資情報を楽しく読んで楽しく儲ける!

★「知的投資家」のために相場の正しい「読み方」、「攻め方」、「守り方」を公開

兜町では昔から「命」の次に大事なのは「カネ」といわれてきた。拝金主義と異論も出そうだが、その「カネ」をやり取りする株式投資は、少数の勝者が生き残り、大多数の敗者が市場撤退に追い込まれる厳しい「ゼロサム・ゲーム」であった。

しかし、株式投資にはもう1つ「頭脳ゲーム」、「知的ゲーム」の側面がある。オープンでフェア・フリーな市場で、投資家同士が、自らの投資知識・テクニック・経験を最大限に発揮して優勝劣敗を競い合う知的バトルである。

この知的バトルは、ネット上に投資情報が溢れ、情報源に自由にアクセスできる高度情報社会下では、その情報をどう取捨選択し、どう分析し、どう投資行動に結びつけるか、「読み方」、「攻め方」、「守り方」の知的レベルが問われるサバイバル・ゲームでもある。

しかも、「読み方」、「攻め方」、「守り方」は、相場の流動化とともに時々刻々、一分一秒変動する。「美人投票」のケインズ流のように多数意見が正解のときもあるし、相場格言の「人の行く裏に道あり花の山」が教えるように小数意見が正しいときもある。先読み、深読み、ウラ読み、順張り、逆張り、押し目買い、戻り売り、どれが正解かそのたびごとに変転する。

当マガジンは、知的バトルに挑戦する「知的投資家」を読者対象に相場、投資情報を楽しく読んで楽しく儲ける正しい「読み方」、「攻め方」、「守り方」を公開する。

発行者:浅妻昭治(株式評論家) 価格:5,250円/月(税込)

 
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                  浅妻昭治のマーケットセンサー
              (銘柄発掘の王道を伝授・注目株厳選)

                         2011年06月20日
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「粘り腰」、「強腰」発揮を期待し経常利益の高変化率上位銘柄をマーク
=浅妻昭治

【浅妻昭治のマーケットセンサー(銘柄発掘の王道を伝授・注目株厳選)】

「レームダック」、「死に体」といわれた菅直人首相が、驚異の粘り腰を
発揮している。野党も身内の与党からも誰も、首相の首に辞職の「鈴」を
つけられずにいるうちに、粘り腰が強腰に変じたような趣きさえある。政
治評論家のなかには、首相をバルカン政治家と呼ぶ向きがある。尊称を奉っ
ているのは、卑称として貶めているのか詳らかでないが、月足で5月、6
月と日経平均の陰線が続き、混迷の度を増している株式相場にとっても、
お手本にしなくてはならない出処進退ということになる。

株式相場が、粘り腰を発揮しさらに強腰に転換するためには、どう株価環
境が動いたら望ましいのか、そのためにどう対処すべきなのか?この出処
進退の第一のヤマには、7月に迫った決算発表がある。3月期決算会社が、
第1四半期(1Q)の業績を発表してくるが、このイベント期待である。

同イベントは、まず決算発表の一番乗り争いからスタートする。トップを
争うのは、アドヴァン<7463>(東1)とあみやき亭<2753>
(東1)の2社である。両社は、この1年、発表一番乗りのデッドヒート
を演じてきた。昨年7月の前期第1四半期決算では、アドヴァンが、7月
5日の15時50分に発表してあみやき亭より1日先んじたが、第2四半
期(2Q)決算では、今度は、あみやき亭が巻き返して、10月4日寄り
付き前の7時30分に発表してアドヴァンに1時間先行し、そのあとの第
3四半期、3月本決算では同日・同時刻発表の同着となっている。

主力株の決算発表一番乗りは、信越化学工業<4063>(東1)と決まっ
ている。同社の決算評価が、その後の業績相場の方向性を決定する試金石
になるのも例年の恒例であった。東証は、上場会社にタイムリー・ディス
クロージャーとして決算発表の所要日数として期末から45日以内を求め
ている。この所要日数を大幅に短縮する3社には、スピード開示プレミア
ムとしてご褒美の株価の上乗せがあるのも例年のことだが、今年の7月も
例年通りとなるか注目されることになる。

もちろん今年の1Q決算発表は、大勢としては期待薄とするのも否定でき
ない。東日本大震災でサプライチェーン(供給網)が寸断されたまさに渦
中の決算期になるのが1Qである。今期業績は、1Q、2Qと赤字が続き、
後半の3Q、4Qに急回復し3月通期で黒字転換する予想が大半となって
おり、1Qはボトムの決算期に該当するからである。株価にとっては業績
悪として追い討ちになるか、それとも悪材料出尽くしになるか、予断を許
さないことは確かである。

―――「水準より変化率」でまず低位株価の6銘柄に先取り余地―――

ただ救いがないこともない。業績評価には、昔から「水準より変化率」と
される価値基準が厳然として存在するからだ。株価は、利益額の大小より
も利益の方向性に敏感に反応する傾向が強いのである。赤字会社が黒字転
換し、無配会社が復配するときほど株価変化率が高いといわれるのはこの
ためだ。だから今期の1Q決算も、好決算のサプライズ銘柄が飛び出して、
相場全般をリードするのがベストだが、たとえ赤字であっても、直前四半
期の前3月期第4四半期(4Q)より赤字が増大しているか縮小している
か比較して、株価が歓迎高する可能性がなきにしも非ずとなる。

さて、結論である。「粘り腰」発揮から「強腰」転換が期待できる銘柄を
セレクトしなければならない。取り敢えずマークするのは、今期経常利益
の増益率ランキングの上位銘柄となる。業績のV字回復銘柄である。V字
回復は、それだけ前期の業績が悪かった裏返しではあるが、株価的にはそ
れだけ意外性を強めることになるからだ。

トップはNEC<6701>(東1)である。前期の通期経常利益410
0万円が、今期は550億円と高変化率が予想されている。前期1Q経常
利益は、404億6100万円の赤字、直近の前期4Qは、491億84
00万円の赤字であり、今期1Q決算がどう転ぶか注目される。同社のほ
か東証1部の増益率上位銘柄には、3月期決算会社以外も含めて日東製網
<3524>、有沢製作所<5208>、東光<6801>、ユニデン<
6815>、光通信<9435>などがノミネートされており、低位株価
からの「粘り腰」、「強腰」の発揮も期待したくなる。

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著者:浅妻昭治(株式評論家・日本インタビュ新聞社 編集長)

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浅妻昭治のマーケットセンサー(銘柄発掘の王道を伝授・注目株厳選)

浅妻昭治のマーケットセンサー(銘柄発掘の王道を伝授・注目株厳選)

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★「知的投資家」のために相場の正しい「読み方」、「攻め方」、「守り方」を公開

兜町では昔から「命」の次に大事なのは「カネ」といわれてきた。拝金主義と異論も出そうだが、その「カネ」をやり取りする株式投資は、少数の勝者が生き残り、大多数の敗者が市場撤退に追い込まれる厳しい「ゼロサム・ゲーム」であった。

しかし、株式投資にはもう1つ「頭脳ゲーム」、「知的ゲーム」の側面がある。オープンでフェア・フリーな市場で、投資家同士が、自らの投資知識・テクニック・経験を最大限に発揮して優勝劣敗を競い合う知的バトルである。

この知的バトルは、ネット上に投資情報が溢れ、情報源に自由にアクセスできる高度情報社会下では、その情報をどう取捨選択し、どう分析し、どう投資行動に結びつけるか、「読み方」、「攻め方」、「守り方」の知的レベルが問われるサバイバル・ゲームでもある。

しかも、「読み方」、「攻め方」、「守り方」は、相場の流動化とともに時々刻々、一分一秒変動する。「美人投票」のケインズ流のように多数意見が正解のときもあるし、相場格言の「人の行く裏に道あり花の山」が教えるように小数意見が正しいときもある。先読み、深読み、ウラ読み、順張り、逆張り、押し目買い、戻り売り、どれが正解かそのたびごとに変転する。

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