□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2018年04月24日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 米長期金利が3%の節目打診、金投資環境はどう変わるのか? =================================== <金利の長期ゾーンも上昇再開> 米長期金利の上昇傾向が強くなっている。10年債利回りは4月2日の2.7170%をボトムに、23日時点では一時2.9980%に達し、2014年2月以来となる3%台乗せを視野に入れ始めている。 昨年9月以降の短期金利はほぼ一貫して上昇しており、2年債利回りは同9月8日の1.2540%をボトムに今年4月23日時点では2.4700%まで水準を切り上げている。米金融政策正常化プレッシャーに反応した動きだが、長期金利に関してはインフレ期待が低迷していたこともあり、金利水準切り上げ慎重姿勢を崩さず、長短金利差(イールドカーブ)の逆転現象さえも警戒される状況になっていた。しかし、ここにきて長期ゾーンの金利に対しても上昇圧力が強くなり始めており、マーケットは対応を求められ始めている。… … …(記事全文4,028文字)
小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~
小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)