□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2018年03月30日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== USDA作付意向面積で穀物相場急伸も、無視された四半期在庫も考慮に入れると =================================== <作付意向面積のポイント> 米農務省(USDA)は3月29日、「作付意向面積(Prospective Plantings)」と「四半期在庫(Grains Stocks)」の二つの重要統計を発表した。前者は2018/19年度の米国における作付面積の割り振り、後者は3月1日時点の在庫から昨年12月~今年2月にかけての(主に米国内)需要動向を確定するための重要統計になる。 結論から言えば、シカゴ穀物相場は強気材料との評価を下している。同日のCBOTトウモロコシ先物相場は1Bu当たりで前日比14.25セント高の387.75セント、小麦先物相場は同5.50セント高の451.00セント、大豆先物相場は26.75セント高の1,044.75セントとなっている。いずれも急伸と言える値動きである。… … …(記事全文4,037文字)
小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~
小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)