□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2018年03月21日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 低迷が続く仮想通貨ビットコイン、本質的ではない問題に揺れ動く =================================== <インターネットビジネスは仮想通貨を拒否> 仮想通貨ビットコインは、1ビットコイン(BTC)=100万円割れ定着を打診する展開になっている。Reutersの提供する価格によると、昨年12月28日の217万3,379円をピークに、60%近い値下がり率が記録されている。2月6日の64万5,595円に対して、2月下旬から3月上旬にかけては100万円台を回復する値動きとなっていたが、再び値下がり傾向が顕著になり始めている。 相場テーマとしては、引き続き民間と政策の双方にわたる規制強化の動きが影響しているのは間違いないだろう。仮想通貨が本来の目的である決済ではなく投機の場として広がりを見せ、一般金融機関も仮想通貨関連ビジネスに関心を強める中、各種対応が後手に回って実質的な放置状態にあった仮想通貨に規制フレームを掛ける動きが活発化していることが嫌気されている。… … …(記事全文4,183文字)
小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~
小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)