□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2018年02月28日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== パウエルFRB議長の「失言」で金相場は急落、それでも買われる金ETF =================================== <パウエルFRB議長の議会証言の評価> パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の米下院金融サービス委員会での証言内容は、予想以上に「タカ派」と受け止められ、マーケットは株安・米金利上昇・ドル高・金相場安と教科書的な反応を示す結果に終わった。 この種の議会証言は事前に証言内容の草稿が公表されるため、マーケットでは当初は特にサプライズ感のない内容との評価を下していた。経済成長の維持とインフレ目標達成に自信を示しているが、緩やかな利上げ方針はタカ派でもハト派でもなく、特に金融政策見通しの修正を各マーケットが織り込む必要性は生じなかったためだ。… … …(記事全文3,833文字)
小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~
小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)