□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2018年02月20日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== サウジアラムコIPOの条件は? サウジの口先介入が再開される =================================== <原油が先か株価が先か> NYMEX原油先物相場は、1月25日の1バレル=66.66ドルをピークに2月9日の58.07ドルまで急落したが、足元では62ドル台前半までの切り返しを見せている。2月入りと前後して米国のシェールオイル増産に対する警戒感が原油相場の急落を促していたが、60ドル割れからの値崩れは回避されており、2月7日以来の高値圏にリバウンドしている。 その一つの要因として、株価のリバウンドが指摘されている。ダウ工業平均株価は1月26日の2万6,616ドルをピークに2月9日の2万3,360ドルまで急落したが、16日終値では2万5,219ドルまでリバウンドしている。原油相場とダウ工業平均株価の底入れが同じ2月9日であったのは、偶然の一致ではないという訳だ。… … …(記事全文4,358文字)
小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~
小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)