□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2018年01月17日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ =================================== 強材料が目立つ原油相場、需給リバランスを阻害しない限界ラインは? =================================== <原油相場の高騰が続く> 原油相場の高騰が続いている。NYMEX原油先物相場は、昨年末の1バレル=60.42ドルに対して、直近高値は64.89ドルに到達している。ICEブレント原油先物相場に至っては70ドルの大台に乗せている。NYMEX原油相場の場合だと、昨年6月21日の42.05ドルから50%を超える上昇率が記録されており、2014年12月以来の高値を更新している。 シティ・グループは地政学リスクの高まりを受けて、原油相場が70~80ドルまで上昇する可能性を指摘している。また、ゴールドマン・サックス・グループは、今後数カ月の原油相場が従来の見通しを上回る可能性を指摘している。急ピッチな原油相場の上昇を受けて、現状の追認を迫られている。… … …(記事全文4,484文字)
小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~
小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)