□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2017年12月08日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。プラチナ相場が再び急落しています。ここ最近の注目されている相場ロジックなどを紹介します。 =================================== プラチナ相場が900ドル割れ、需給分析の強気予想は再び外れる =================================== <貴金属への投資ニーズ後退の余波> プラチナ相場が急落している。NYMEXプラチナ先物相場は11月28日の1オンス=959.20ドルをピークに、12月7日の取引では一時891.50ドルまで値下がりしている。僅か8営業日で最大67.70ドル(7.1%)の下げ幅を記録している。 もう少し視界を広げると、米朝軍事衝突リスクを織り込んだ9月8日の1,026.50ドルをピークに10月6日の906.50ドルまで急落した後、米国内政治リスクの蒸し返しから若干上向きの値動きなっていた相場が、改めて強力な売り圧力に晒された格好になる。900ドルの節目割れは7月11日以来のことであり、2016年10~12月期以来で概ね5回目の900ドル割れ打診局面を迎えている。… … …(記事全文4,738文字)
小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~
小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)