□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2017年10月18日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。FRB議長の後任人事が本格化しています。今後1~2週間で結論が出そうな状況ですが、この議論の論点整理と評価を行います。 =================================== 違和感が強いFRB議長人事を巡る騒動、警戒すべきはウォーシュ元理事のみ =================================== <FRB議長の後任人事は最終段階へ> 米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長の人事を巡る議論が佳境に差し掛かっている。人選に手間取っていることで結論が先送りされ続けていたが、11月3日から始まるトランプ米大統領のアジア訪問前に誰を指名するのかが発表される可能性が高まっているためだ。 現在名前が挙がっているのは、1)イエレン現議長、2)コーン国家経済会議(NEC)議長、3)ウォーシュ元FRB理事、4)パウエルFRB理事、5)テーラー・スタンフォード大教授の5名である。トランプ大統領は10月17日の記者会見で、「恐らく、この5人の中に答えはあるだろう」と述べ、決定時期についても「間もなく(short period)」として、結論が近づいていることを強く示唆している。… … …(記事全文4,230文字)
小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~
小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)