□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2017年09月21日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。FOMCの解説と、それが金相場環境・見通しに与える影響を検証します。 =================================== 9月FOMC解説、ノイジー・マイノリティーに振り回されていた金相場 =================================== <やはり12月利上げがメインシナリオ> 9月19~20日に今年6回目となる米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催された。今年のFOMCでは、1月と3月にそれぞれ0.25%の追加利上げが実施されているが、今会合における最大の焦点は、年内に更にもう一回の利上げがあるか否かとなっていた。 というのも、6月のFOMCでは当局者のフェデラル・ファンド(FF)金利予想として年内0.80%の利上げが想定されており、計算上は年後半に0.30%(=0.80%-0.50%=1.2回)の利上げが行われる見通しになっていた。しかし、その後にインフレ指標が大きな下振れ傾向を見せる中で本当に追加利上げを実施できるのか懐疑的な見方も広がっており、マーケットでは年内追加利上げの有無の感触を今会合から得たいとのムードが支配的になっていた。… … …(記事全文4,358文字)
小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~
小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)