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小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~

小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)

小菅努

中国でビットコインの引き出し停止、天然ゴムや鉄鉱石の投機人気が高まる

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□            小菅努のコモディティ分析        ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2017年02月13日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。天然ゴム相場の短観です。1月末から2月初めにかけて急騰・急落相場になりましたが、その後の相場環境を検証します。 ===================================  中国でビットコインの引き出し停止、天然ゴムや鉄鉱石の投機人気が高まる =================================== <TOCOMゴムの正常化が進む> 東京商品取引所(TOCOM)の天然ゴム先物相場が、再び上昇傾向を強めている。1月末から2月初めにかけて急騰と急落を見せたゴム相場だが、2月7日の1㎏=293.10円をボトムに、同13日の取引では320円台まで値位置を切り上げている。1月31日に付けた年初来高値366.70円は依然として大きく下回っているが、少なくとも本格的な値崩れは回避されており、昨年11月以降の上昇トレンドラインを取り敢えずは維持した格好になっている。このペースで上昇トレンド・チャンネルが維持できれば、2月下旬にも年初来高値更新が視界に入る流れになる。 天然ゴム相場の基本的な理解としては、投機色の強い急騰相場が是正され、ポジション調整が一巡したことが改めて投機買いを呼び込んでいるとの見方で良い。1月末に連日のように20円幅の急騰地合を形成したのは明らかな異常であり、TOCOMが調査に乗り出したとの報道などをきっかけに急落地合に転じた。しかし、300円水準は仕手相場化も疑われる急騰地合がスタートする前の価格水準であり、この価格水準であれば改めて買いを入れても問題がないと考えている向きが多い模様だ。チャート上では、1月25日と26日に形成された300.40~308.10円のギャップ(窓)が埋まったことも、調整一巡との評価を後押しした模様だ。
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