□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2016年10月12日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。IEAの10月月報を中心に、原油相場の最新状況をアップデートします。10月のIEA月報は、OPECが政策調整で合意してから初めてのものになりますが、需給見通しがどのように変わったのか、現在の原油価格上昇との整合性が取れるのかを中心に検証します。 =================================== IEAは需給均衡化の早期実現に否定的、OPECに逆らいたくなる状況に =================================== <OPECに逆らうな> 9月28日に石油輸出国機構(OPEC)が原油需給への介入方針を決定して以降、原油相場は強含みの展開が続いている。NYMEX原油先物相場は、9月27日終値の1バレル=44.67ドルに対して10月10日高値は51.60ドルに達しており、6月9日以来の高値が更新されている。… … …(記事全文5,562文字)
小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~
小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)