□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2016年09月21日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。OPEC非公式会合の開催まで1週間を切っています。ここにきて参加国の当局者の発言内容が再び微妙に変わってきていますので、現状をレビューします。また、OPECの政策調整が議論されることの意味についても、検証してみます。 =================================== OPECの政策調整に対する関心が高まっていることの意味を考える =================================== <OPECは合意形成に近づいている?> 9月26~28日の石油輸出国機構(OPEC)非公式会合の開催まで一週間を切っているが、依然として産油量凍結などの政策介入で合意ができるか否か、状況が把握しづらい状況になっている。NYMEX原油先物相場も1バレル=40ドル台中盤を中心に不安定な値動きが続いており、OPECが政策調整で合意する可能性を警戒しつつも、それが本当に原油価格の押し上げ効果を有しているのか確信も持てない、中途半端な相場環境に置かれている。… … …(記事全文4,911文字)
小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~
小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)