□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2016年09月20日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。天然ゴムの相場環境です。売買テーマが定まらない不安定な地合が続いていますが、現在の相場環境をレビューした上で、今後のポイントになりそうなテーマを幾つか取り上げて解説します。極度の薄商いで売買見送り状態ですが、論点整理を進めておきましょう。 =================================== 不安定さを増す東京ゴム相場の分析環境、国際ゴム相場の低迷は続くも =================================== <売買テーマが極度に乏しい相場環境に> 東京商品取引所(TOCOM)天然ゴム先物相場は、5月下旬から4カ月近くにわたって1㎏=150~160円をコアとしたボックス相場が続いている。上値は重いものの下値を攻め切るまでの勢いはなく、150円台を割り込むと自律反発、160円台に乗せると戻り売りと、上下どちらの方向にも明確な方向性を打ち出せていない。… … …(記事全文4,591文字)
小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~
小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)