■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:648円/月):Vol.926 <926号:世界の株価の急落に思うこと> 2018年02月07日:不安定が本質の、過剰流動性相場 EPUBダウンロード:http://foomii.com/00023-44595.epub ウェブで読む:http://foomii.com/00023/2018020810000044043 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。月曜日の2月5日、NYダウ(大型株30種の指数)が、2万5218ドルから2万4085ドルにまで、約1200ドル(5%)、急落しました。 1日5%の下落は、標準偏差の月間への換算では、4.5倍である22.5%です。数十年に1度ほどはマレではなくて、数年に一度の下落です。 衛星放送のCNNを見ていたのですが、キャスター、コメンテーターは、阿鼻叫喚に近かった。根底に、08年9月のリーマン危機のあと、約9年で3倍に上がっている米国株価への高所恐怖症があるからでしょう。 【高所恐怖症】 今まで9年間の上昇が、歴史では特異である、ゼロ金利と量的緩和によってもたらされた「過剰流動性の相場」であることが、ほぼ80%の人の、心理の底にあることでしょう。 過剰流動相場とは、マネーの増発による、マクロ経済の根拠なき熱狂です。 日米欧中の合計で、$19兆(約2000兆円)が増刷され、そのうち1000兆円くらいは、株を筆頭にする金融商品に行っています。 このため、世界の株価時価総額は世界のGDPを超えて、9000兆円くらいに膨らんでいます。かねてより、約3000兆円(33%)は高すぎる水準と判断しています 【フラッシュバック】 「理由がわからず」、急落すると、フラッシュバックのように、その感情が立ち上がり、「すわ恐慌か!」という反応になります。… … …(記事全文11,374文字)
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吉田繁治 (経営コンサルタント )