■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:648円/月):Vol.919 <919号:マネーの本質を考えながらビットコインの行き先の予想(1)> 2017年12月27日:ビットコインと仮想通貨の予想(1) EPUBダウンロード:http://foomii.com/00023-43810.epub ウェブで読む:http://foomii.com/00023/2017122810000043248 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 残り4日になり、街と大気に、全感覚の気配では正月が漂っています。人は、時間の感覚がある脳の概念の中に、外部世界を見るからでしょう。物理的には同じものを見ても、個人の観念の中の世界は、孤独に違います。 色が認識できないとされる犬には、外部世界がどう見えているのか。カメラやAIには、観念がないので画像の意味は、理解しません。犬には、言葉なくても観念、感情、記憶はあります。このため、夢も見ます。うちの犬は、頻繁に夢をみて、いつもクィン、クィンと小さく吠えていました。 昆虫が見る世界を、研究している人もいます。小さなレンズの集合である複眼で見ていることは、知られています。蝶は、赤・青・緑の三原色に加え、人間には見えない紫外線が見えるという。人間には、黄色にしか見えない花が、鮮烈な白に縁取られて、中心が鮮やかな赤。 これには、明確な目的があり、花の蜜がある位置が分かるためという。食のありかを見極める進化です。岩にへばりつくアワビや牡蠣は、どんな世界観をもっているのか。空を知っているか。ウニはどうか、蛇は?と考えると、際限がない。寿司屋の生け簀の魚が、こちらを見る。一体、何を考えているのかと思いうことはありませんか。魚は、目を開けたま眠ります。一度は、にらめっこしてください。動かないときは、眠っています。 今年の金融・経済で、もっとも大きなニュースは、ビットコインの登場かもしれません。 調べると、90%と言われた中国人の買いが政府の規制で終わった17年7月から、日本人の買いが世界の約60%でした。2017年12月には、日本から125万人が、1日に2600億円も売買しています。株式投資をする人が、休眠も含めば700万人、外為証拠金取引が約600万人ですから、新顔のビットコイン売買の大きさがわかります。 2140年に、2100万枚の上限になるプログラムが組み込まれ、現在は約1600万ビットコインが発行されています。1ビットコインを今日の192万円で、時価評価すれば30.7兆円。トヨタの時価総額が約20兆円ですから、その1.5倍です。東証に、一挙に、時価総額30.7兆円の日本1の会社が上場された感じです。 現在のビットコインは、少数の店舗でしか通貨機能をもたない、株式のようなものです。実体は、電子の暗号。見えないビットコインは、人々に、どう見えているか。昆虫の世界観のように、個人で、大きく異なるでしょう。「観」は、天空を舞う鳥に託して神の意思を知る(見る)ことという(「常用字解」:白川静)。神は古来、空にいるとされるからです。 太陽が、本当の神かもしれない。あらゆる生命の元になるエネルギーは、太陽からきているからです。光合成で植物ができ、植物を食べて動物が生きる。植物の緑の葉は偉大です。太陽の光が、地上の生命の造物主だからです。… … …(記事全文16,126文字)
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吉田繁治 (経営コンサルタント )