■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1か月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:648円/月):Vol.891 <891号:インターネットコマースの増加と店舗売上> 2017年7月18日: ECの増加が、店舗に及ぼす影響 EPUBダウンロード:http://foomii.com/00023-40701.epub ウェブで読む:http://foomii.com/00023/2017072010000040108 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。米国に住む長女から、時折、誕生日、結婚記念日、母の日、父の日、クリスマスなどの記念日のギフトが届きます。100%が、インターネット上の店舗からのものです。先日は、ZOZOタウンからでした。 【アマゾンという巨人】 私も、主にアマゾンで本を買うようになって、何年たつか。本だけではない。商品名で検索できるいろんな商品。店舗で探すのが難しいものが多い。数十年前に出版された英語の古書も探すこともあります。 代表的なアマゾンには、1億品目の商品が出品されているという。最も大きな百貨店の売り場面積は、大阪駅の梅田阪急の9万7500平米(3万坪)です。売上は2183億円です。売り場1坪あたりで50品目の展示として、150万品目。1坪(3.3平米:畳2枚分の広さ)あたり売上は、727万円と大きい。 文字通り「百貨」の店です。しかしアマゾンの取り扱い商品は、巨大百貨店の60倍以上です。商品を並べると、わが国の巨大百貨店の60店舗分。イメージできるでしょうか。 伊勢丹新宿(売上2724億円)、阪急うめだ(2183億円)、西武池袋(1900億円)、三越日本橋(1683億円;いずれも2016年)などが、60店並ぶ通りがあれば、壮観でしょう。 ただし日本アマゾンの売上は、百貨店60店分ではない、2016年で1.1兆円です。売上では、日本型巨大百貨店(1店売上2000億円レベル)の5.5店分です。 (注)アマゾン・ドット・コムの世界売上は、1359億ドル(15兆円:2016年)でした。世界のアマゾン売上は、2006年が100億ドル(1.1兆円)でしたから、10年で13.5倍になっています。世界最大の有店舗小売業であるウォルマートの売上が、4821億ドル(53兆円:2016年)ですから、28%にまで来ています。 日本アマゾンの売上(1.1兆円)は、世界アマゾンの7.3%です。日本のGDP(商品とサービスの生産高=所得高)の世界シェア(6.6%)にほぼ比例しています。日本人のネット販売(EC)の利用が、ほぼ、世界平均であることを示しています。… … …(記事全文11,767文字)
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吉田繁治 (経営コンサルタント )