■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:630円/月):Vol.578 <578号:40兆円の国債買いを表明した日銀;その理由と展開> 2012年2月15日:近接した 財政の破産問題 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。リーマン・ショックから金融危機の3年、 メールマガジンをまとめる過程で、毎週、経済・金融・政治で重要 な変化があり、政策と金融が、蠢(うごめ)いています。 歴史の時間が、デリバティブの乗数金融(対象資産が6京円)のた め、7倍の速度のドッグ・イヤーのように、加速して流れているか らでしょう。情報化のためでもあるのか。 デリバティブは、レバレッジ(信用借り)によって、損失も利益も、 実現時間を短縮します。トスカニーニ指揮の、高速なベートーヴェ ンのように。逆に、先送りや飛ばしもできる。クレンペラーの指揮 のように。 ▼泥の川だったセーヌ 昨年の2月、パリに行ったとき、いつもたゆたうように流れている セーヌが、上流での豪雪の雪解け水のため、水嵩が高く、鬱金(う こん)の色に濁った泥水の急流でした。初めて見るセーヌだったの です。 価値の低くなった債券を集めてごちゃ混ぜにし、デフォルトの確率 によって三層に切り(トランシェし)、再証券化したデリバティブ (MBS住宅証券や、ABS資産担保証券)が、濁流になって流れる泥の 川のようでした。 欧州の、自己資本を事実上失った金融機関(約90行)の間の、 PIIGS債と住宅証券を含む売買の、波立った、乱暴な流れに見えた のです。デリバティブのトレーダーには、泥水の感じが、わかるは ずです。… … …(記事全文15,874文字)
