「視点を広げる - 大西宏のマーケティング発想塾」
「視点を広げる - 大西宏のマーケティング発想塾」

回転寿司業界の勝者は?

「視点を広げる - 大西宏のマーケティング発想塾」

発行者:大西宏(コア・コンセプト研究所代表取締役) 価格:定期購読対象外

 

2017/10/04 17:21 配信の記事

EPUBダウンロード:http://foomii.com/00021-42172.epub
ウェブで読む:http://foomii.com/00021/2017100417214741592

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
「視点を広げる - 大西宏のマーケティ ング発想塾」

2017年10月4日号
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

回転寿司業界の勝者は?

───────────────────────────────


回転寿司業界の四天王といえば、スシロー、くら寿司、はま寿司、かっぱ寿司といわれています。各社とも順調に売上を伸ばしているのですが、この四天王のなかで唯一売上が落ちつづけているのがかっぱ寿司です。かっぱ寿司は、2017年3月期の売上高は前年比1.1%減の794億円で、本業の儲けを示す営業損益はついに5億円の赤字に転落してしまいました。

かっぱ寿司はどうも「安かろう、悪かろう」の評価がついてしまい、客が遠のいてしまった結果だといわれますが、おそらく低価格路線で、コストが圧迫され、材料の質に響いたのでしょう。お客さまの舌は厳しいのです。その逆がはま寿司でしょう。はま寿司はゼンショー傘下の回転寿司チェーンですが、ゼンショーの資本力をバックに店舗を広げ、いまでは国内店舗数では、トップの475店舗となっています。そしてゼンショーの材料調達力も強みになっています。とくにサイドメニューでの競争は、ゼンショーの強みをいかせます。昨年度はゼンショーHDの利益が5割増加したのも、はま寿司が大きく貢献した結果とも言われています。

回転寿司業界の競争についていけていないかっぱ寿司を除いて、他の御三家が売上を順調に伸ばしていることは、いまだに回転寿司は成長期にあるように感じられます。


さて、ある業態が成長期にあるのか、すでに成熟期にさしかかっているのかを判断するのは、上場している小売業や外食産業で毎月発表される月次情報が参考になります。



トップのスシローの2017年9月期通期で見ると、既存店売上高が前期比の98.7、客数が98.7、客単価が99.9となっています。つまり、スシローの売上高の伸びは店舗数を増やした結果で、既存店の業績は落ちてきていることが分かります。つまりスシローのビジネスは成熟期を迎えてきているのです。
月次情報 | 株式会社スシローグローバルホールディングス : 
http://financial/highlight/monthly/

第二位のくら寿司はどうでしょう。やはり全店の売上高は順調の伸びてきています。そして既存店でも2016年度までは売上、客数、客単価を伸ばしてきています。しかし昨年の9月から今年の8月までで、売上が前年を超えたのは2ヶ月だけという状況を見れば、やはり店舗数増に頼っていることになります。
…
…
…(記事全文2,794文字)

バックナンバーを購入すると全文読むことができます。
⇒ 購入済みの読者はこちらからログインすると全文表示されます。

※ひと月まとめて購入するとさらにお得です。

2017年10月に配信されたバックナンバー一覧

お支払方法

クレジットカード、銀行振込、コンビニ決済、ペイジー、ウェブマネー、ドコモケータイ払い、auかんたん決済をご利用いただけます。

クレジットカードでの購読の場合、次のカードブランドが利用できます。

VISAMasterJCBAMEX

銀行振込では、振込先(弊社口座)は次の銀行になります。

銀行振込での購読の場合、振込先(弊社口座)は以下の銀行になります。

ゆうちょ銀行 楽天銀行

プロフィール

大西宏

コア・コンセプト研究所代表取締役
大西宏

コア・コンセプト研究所代表取締役/ビジネスラボ代表取締役
生活用品・インテリア・化粧品・デジカメ・産業財などあらゆるジャンルのマーケティングを実践し、CI、人事システム、情報システム開発などのプロジェクトまでこなす。
現在は自身が企業の代表を勤めながら、日本を代表するブロガーとして多くの企業人から絶大な支持を得ている。