━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2017年5月10日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。板垣英憲の過去著書も連載します。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 小沢一郎代表は、森裕子参院議員を質問に立たせて、「風前の灯」の安倍晋三首相を暗に「晩節を穢すな」と諌めた ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕 自由党の森裕子参院議員(自由党参議院議員団会長)は5月9日夕、参院予算委員会で、希望の会(自由・社民)を代表して質問に立ち、大阪市の「森友学園」(籠池泰典前理事長)が国有地格安払い下げを受けた問題、岡山市の学校法人「加計学園」(加計孝太郎理事長)が愛媛県今治市の公有地無償払い下げを受けた問題、安倍晋三首相の妻・昭恵夫人が、官僚を秘書として使い、選挙運動に同行させた問題などを質した。「お友達にいい思いをさせているのではないか」と疑念を投げかける質問に、安倍晋三首相は、森裕子参院議員の後ろには、小沢一郎代表がいるのを感じ取っているのか、「言い訳がましい答弁」に終始し、精彩がなかった。小沢一郎代表は、森裕子参院議員を質問に立たせて、「君子は未然を防ぎ、嫌疑の間に処らず、瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず」(出典「文選・古楽府・君子行」)、すなわち、「すぐれた人は事件が起こる前にそれを予防し、あらぬ疑いを抱かれるような立場に身を置かない、瓜畑では靴を履き直すことをせず、スモモの木の下では曲がった冠を正すようなことはしない」という意味だ。小沢一郎代表は、安倍晋三首相が「多臓器不全」により、いつ倒れてもおかしくない「風前の灯」の最悪状況にあるのを知っているので、「晩節を穢すな」と戒めたのである。… … …(記事全文3,922文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)