□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2018月5月4日第326号 ■ ============================================================= 立憲民主党のアキレス腱となる二人の女性議員 ============================================================= 野党第一党の立憲民主党は大丈夫か。 この二人の女性議員を見てそう思った。 一人は蓮舫議員だ。 きのう5月3日、蔡英文台湾総統と会談している。 密かに会うのならまだわかる。 しかし、会談後に記者団の取材に応じて次のように語っている。 蔡総統は蓮舫議員に日台関係への貢献に期待を表明し、女性議員として一緒に頑張ろうと呼びかけたと。 この報道を中国が見逃すはずがない。 いうまでもなく、台湾問題は中国の核心問題だ。 南シナ海問題と並んで米中間の最も大きな政治・外交問題だ。 立憲民主党の対中外交の大きな足かせになるに違いない。 もう一人は山尾志桜里議員だ。 憲法記念日のきのう5月3日、漫画家小林よしのり、井上達夫東大教授、伊勢崎賢治東京外大教授らと並んで、自衛隊の活動を国内に限定する改憲を訴える「第三極」を宣言している。 これが立憲民主党の護憲なのか。 そもそも山尾議員は護憲議員なのか。 立憲民主党の足を引っ張るのはこの二人だけではないだろう。 選挙目当てに立憲民主党に駆け込む議員の顔ぶれがあまりに悪く、バラバラだ。 そう思うのは私一人ではないはずである(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説
天木直人(元外交官・作家)