Foomii(フーミー)

天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

緊急避難としての与野党連立政権のすすめと新党憲法9条
無料記事

□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2018月4月10日268号 ■   =============================================================     緊急避難としての与野党連立政権のすすめと新党憲法9条  =============================================================  何が異常かといっても、これほど異常なことはない。  何しろ天下の官僚たちが次々と自らの仕事のずさんさを認め、国会で謝罪しまくっている。  与野党が一緒になって官僚たちを馬鹿者呼ばわりして責めたてている。  しかも野党は安倍降ろしのために官僚を叩き、安倍政権は生き残りの為に官僚を悪者にする。  これを要するに、政治も行政も機能していないと言う事である。  しかし国家は存在する。  国家が存在する以上、国家権力が存在し、我々から税金を取り、それを使う、その事を誰かしなければいけない。  それが出来るのは、やはり政治家であり、国家権力を握った政治家たち、つまり「時の政権」である。  それではどういう政権をつくらなければいけないのか。  自公政権でここまで行き詰ったのだから、もはや自公政権では駄目だ。  だからといって今の野党に政権を委ねたいと考える国民はまずいない。  民主党政権の失敗で国民はそれを知った。  ならば、いまの与野党がともに政権に入り、いわば緊急避難的な挙国一致体制を作るしかない。  しかしそれだけでは危ない。  いまの与野党の政治家たちはみな、政治家のうま味と特権に群がって来た連中ばかりだ。  そういう政治家が挙国一致すれば、国民はもっと裏切られるおそれがある。  どうすればいいのか。  それは簡単だ。  今の与党でも野党でもないまったく新しい政党をつくり、その政党が国民に代って挙国一致政権のつくる政策を、国民第一主義になっているかどうか監視することだ。  それこそが新党憲法9条の目指すところである。  なぜ党名が憲法9条なのか。  それは憲法9条こそが日本国民を正しく統合できる国家の最高理念であるからだ。  そう考える政治家は信じられる。  そう信じる政治家たちの政党こそ、どんな政権が出来ても正しく国家権力を監視できる政党になり得ると思うからである(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今月発行済みのマガジン

ここ半年のバックナンバー

2024年のバックナンバー

2023年のバックナンバー

2022年のバックナンバー

2021年のバックナンバー

2020年のバックナンバー

2019年のバックナンバー

2018年のバックナンバー

2017年のバックナンバー

2016年のバックナンバー

2015年のバックナンバー

2014年のバックナンバー

2013年のバックナンバー

2012年のバックナンバー

2011年のバックナンバー

2010年のバックナンバー

2009年のバックナンバー

このマガジンを読んでいる人はこんな本をチェックしています

月途中からのご利用について

月途中からサービス利用を開始された場合も、その月に配信されたウェブマガジンのすべての記事を読むことができます。2024年3月19日に利用を開始した場合、2024年3月1日~19日に配信されたウェブマガジンが届きます。

利用開始月(今月/来月)について

利用開始月を選択することができます。「今月」を選択した場合、月の途中でもすぐに利用を開始することができます。「来月」を選択した場合、2024年4月1日から利用を開始することができます。

お支払方法

クレジットカード、銀行振込、コンビニ決済、ドコモケータイ払い、auかんたん決済をご利用いただけます。

クレジットカードでの購読の場合、次のカードブランドが利用できます。

VISA Master JCB AMEX

銀行振込では、振込先(弊社口座)は次の銀行になります。

銀行振込での購読の場合、振込先(弊社口座)は以下の銀行になります。

ゆうちょ銀行 楽天銀行

解約について

クレジットカード決済によるご利用の場合、解約申請をされるまで、継続してサービスをご利用いただくことができます。ご利用は月単位となり、解約申請をした月の末日にて解約となります。解約申請は、マイページからお申し込みください。

銀行振込、コンビニ決済等の前払いによるご利用の場合、お申し込みいただいた利用期間の最終日をもって解約となります。利用期間を延長することにより、継続してサービスを利用することができます。

購読する