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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

「私とプーチン大統領が終止符を打つ」と公言した安倍首相
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2018月2月8日第113号 ■   ==============================================================     「私とプーチン大統領が終止符を打つ」と公言した安倍首相  =============================================================  ここまで言うか。  そう思わざるを得ない安倍首相の、あまりにも一方的なひとりよがりだ。  きのう2月7日に都内で開かれた北方領土返還要求全国大会に出席した安倍首相は、そうあいさつで語ったと、きょうの各紙が一斉に報じている。  しかし、ロシアと米国の安全保障関係は、ますます対立してきている。  核兵器の競争合戦にまで逆戻りしている。  北方領土の対するロシアの軍事的実効支配はますます強化されている。  安倍首相があいさつしたその日に、河野外相は北方領土で軍事演習を行ったロシアに抗議したことを国会で明らかにしている。  プーチン大統領は、安倍首相に、日本が日米同盟関係にある限り、北方領土の返還はないとはっきりと伝えている。  その安倍首相は、100%米国と共にあると繰り返している。  よほどの国際情勢の変化がない限り、プーチン大統領が北方領土を安倍首相に返還する事はあり得ない。  専門家でなくても、誰もがそれくらいはわかる。  ひとりよがりは、拉致問題の解決の場合もまったく同じだ。  安倍首相は自分の手で拉致問題を解決すると、いまでも繰り返している。  その安倍首相は、北朝鮮に圧力をかける事しか念頭にない。  その行き着く先は北朝鮮との有事しかない。  有事になってどう拉致被害者を助ける事が出来るというのか。  誰もが安倍首相のやっていること、言っていることの矛盾を知ってる。  それにもかかわらず、誰もそれを妄言であると報道しない。  それとも、もはや安倍首相の外交はすべてが行き詰まっていると考える私が間違っているのだろうか。  安倍首相の外交はよくやっているのだろうか。  そう思えてくるほどの安倍首相のひとりよがり外交であり、それに異を唱えない報道である。  間違いなく一億総思考停止状態である(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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