□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2018月1月25日第84号 ■ ============================================================== 「アル・ジスル−日本とパレスチナを結ぶ」に敬意を表して ============================================================= 私のメルマガでも何度も紹介してきたが、パレスチナ情勢を知りたければ「アル・ジスル−日本とパレスチナを結ぶ」(JSR)という組織が発行しているパレスチナ最新情勢というメルマガ情報が貴重だった。 「貴重だった」と過去形で書いたのは、近くその組織が解散する事を直近のメルマガで知ったからだ。 まことに残念だと思うが、何事にも、はじめがあればおわりがある。 これまでの情報提供に感謝し、敬意を表する意味で、最新のパレスチナ情勢に関する直近の情報を以下に転載させていただく。 私が書きたかったことはまさしくこれに尽きる。 因みにJSRは2月11日に市ヶ谷のJICA地球広場で記念講演と送別パーティを開くという。 およそ社交の場には出る事のない私だが、この集まりだけは参加させていただきたいと思って申し込んだところだ。 ■日時:2018年2月11日(日) ■会場:JICA地球広場 〒162-8433 東京都新宿区市谷本村町10-5(JICA市ヶ谷ビル内) JR中央線・総武線「市ヶ谷」徒歩10分 ■申し込み・問い合わせ先:「アル・ジスル−日本とパレスチナを結ぶ」事務局 jsr@krb.biglobe.ne.jp、 090-2167-4802。つながらない場合は、下記の奈良本・事務局長宅へ)naramoto@hosei.ac.jp (042-754-2040) 引用開始 キリスト教福音派のペンス副大統領がクネセトで演説、来年中にアメリカ大使館をエルサレムに移転させるとはっきり述べました。もはや、いろいろ理由を挙げて移転を延期することは、極めて困難ですね。トランプ大統領のゴーサインがあったからでしょう。パレスチナ側は抗議のゼネストで応えました。当然ですね。トランプ政権は、「ロシアゲート」などで揺れていますが、彼自身が失脚しても、跡を継ぐのは、ペンス副大統領です。中東はどうなるのでしょうか。こんな時、アメリカで興味深い世論調査結果が発表されました。民主党支持者、とくにその中のリベラル派で、イスラエルよりもパレスチナ人にシンパシーを持つ割合が激増しています。また、若くて高学歴のアメリカ人の間でその傾向が強いというのです。パレスチナ問題に理解を示したサンダース上院議員が、昨年の大統領予備選挙で若者の熱狂的な支持を受けました。サンダース候補はユダヤ系です。若手のユダヤ系アメリカ人のイスラエル支持は下降しています。一方、ペンス氏は、有権者の4分の1といわれる福音派の支持を期待しています。このエルサレム問題が、アメリカの政治地図にどんな変化をもたらすか。これも興味の的です。 引用終わり ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説
天木直人(元外交官・作家)