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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

もう一人の創価学会員の読者からのメール
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2018月1月25日第83号 ■   ==============================================================     もう一人の創価学会員の読者からのメールを共有する  =============================================================  創価学会員の読者から実名入りで聖教新聞を購読することを勧められたことを紹介した。  そうしたら、やはり実名入りで、もう一人の創価学会員と思われる読者から次のようなメールをもらった。  きわめて貴重な情報であると思って、私のメルマガの他の読者にも共有させていただきたい。  この読者も文中で書いているとおり、私は創価学会がすべて悪いと敵視してるのではない。  いい事をすれば褒める。  悪い事をすれば批判する。  ただそれだけである。  そう考える読者の貴重な情報とと共に、このメルマガもまた不断の成長をしていくということである(了)  引用開始  創価学会の熱心な活動家からのメール、読みました。あまりにも馬鹿馬鹿しいので読み流していましたが、腹が立ってきたので反論することにしました。  創価学会の急拡大は、日本の高度成長が止まると同時に止まりました。以後はいくら幹部がハッパをかけても、会員はそう増えるものではありません。そこで名誉会長は海外に活路を求め、オイルショックから二年後の昭和50(1975)年に、SGI創価学会インターナショナルを結成したのです。  以後、会合では二言目には「海外、世界」と言われるようになりました。名誉会長は度々海外に行っては識者や文化人、大学学長などと会って対談し、会合では「今や学会は世界に拡大している」「我々が考えている以上に凄いんだ」と、繰り返し強調されることになりました。  そして何らかのツテで国連の認める国際NGOとなり、国連と歩調を合わせていることを強調しました。この時に仲介したのが明石元事務次長です。以後、国連は学会の正しさを証明する存在となりました。学会は国連至上主義です。国連という威光を背負ったからです。イラク戦争を容認する時も、あらゆる会合で「国連が支持している」と繰り返しました。  海外の識者との対談も国連至上主義も、活動家に自信と次の目標を与えるものでした。やがて識者との対談が難しくなると、今度は海外の大学からの名誉博士号授与や、地方都市などからの名誉市民認定などが続くことになります。そして、それらの大学や自治体の代表者を旅費を出して創価大学に招き、派手な授与式を行なうのです。  つまり、寄付をしては称号を得ているわけです。それらが全て悪いとは思いませんが、お金が動いているということを隠しているんですよ。学会員の多くは情報弱者ですから、本気で名誉だと思っています。そしてこれを何とか友人知人に教えて、学会と名誉会長の偉大さを伝えようとしているのです。天木さんへのメールにも、そういう心情が良く出ていますね。  それで今月の26日はSGI結成の日で、毎年この日にSGI提言というものを出します。これは、考える学会員の中で多大な注目を集めてきました。学会の偉大さと絶対平和主義を証明するものとみなされてきたのです。しかし特にイラク戦争以後、その内容は学会の現状と乖離した空虚なものになっていきました。  そもそも脳梗塞で倒れて以来、もう8年ぐらい人前に姿を現していないのです。会えるのは数人だけで、まともに会話できるのかどうかも疑問です。それなのに「先生が書かれた」なんて思っていること自体、どうかしています。元々こういうものは側近が書いて手を入れるものでしょうが、もうずっと名誉会長は全く関与していないわけですから。  それなのに本気で、「SGIが世界に広まっていることを分かっていない」とか「聖教新聞を読んで欲しい」などと堂々と勧めるなんてね。ちなみに今日の一面は、「女子部のロマン総会がスタート 池田先生ご夫妻が祝福のメッセージ贈る」です。三月には世界青年部総会とやらを開くそうで、海外の青年部幹部も紹介しています。今日はイギリス篇ですが、幹部はほぼ日本人です。  相変わらず「世界、世界」と叫んでいるようです。まぁ、もう世界しかないですからねぇ。では世界にそんなに会員がいるのか。知人に南米で入会した人がいますけど、海外では選挙活動もないし、東洋思想への関心から入る人がいるそうです。彼女は日本に帰国して学会の実情を知り、驚いたと言っています。                             引用終わり ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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