□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2017年11月9日第875号 ■ ============================================================== 確信犯的な「辺野古警備費1.8億円過大」という背任罪 ============================================================== 今年もまた会計検査院が無駄遣いを指摘した。 この会計検査院の指摘を見るたびに腹が立つ。 なぜ無駄遣いがなくならないのか。 なぜ会計検査院は無駄遣いを指摘するだけで仕事をしたと大きな顔をしているのか。 無駄遣いをなくせないなら会計検査院など要らないだろう。 会計検査院こそ無駄遣い役所ではないのか。 そうは言っても、役立つところもある。 きょう11月9日の朝日新聞が書いていた。 辺野古の警備で1.8億円の無駄遣いが見つかったと。 つまり防衛省沖縄防衛局が東京都内の警備会社と移設工事の海上警備業務の契約を結んだ時に、通例の単価より大幅に水増しされていたという。 沖縄防衛局は「業務内容の特殊性」が理由であるとしている。 これは語るに落ちる言い訳だ。 警備内容そのものは、制限区域内に立ち入らないよう注意喚起する一般的なものだったことを沖縄防衛局も認めている。 すなわち水増した理由は、政府が国民(住民)を不当に排除するという国家犯罪に協力させるための特別報酬(アメ)だったわけだ。 これは単なる不注意による無駄遣いではない。 確信的な税金の無駄遣いだ。 紛れもない安倍政権の国民に対する背任行為である。 会計検査院の指摘で終わらせてはいけない大問題である(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説
天木直人(元外交官・作家)