□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2017年10月7日第806号 ■ ============================================================== 背中を押してくれた丹羽宇一郎さん ============================================================== 記者会見に臨むために立川市役所に向かう前に、私はかねてから面会の予約をしていた丹羽宇一郎前伊藤忠社長を訪れて出馬の決意を伝えた。 財界人でありながら、最近に至って、日米同盟を見直す時だとあらゆるところで訴えている唯一の人物であるからだ。 その彼から貴重なアドバイスをもらった。 天木さん、普通の選挙をしても勝ち目はない。 あなたも勝とうと思って出馬するのではないと思う。 だったらあなたしか言えない演説をすることだ。 それは米国から主権を奪われたままの日本を私が取り戻すと明言することだ。 そう言った後で、彼は中国大使の2年半あまりの、中国大使として見て来た日本外交の対米従属ぶりを語ってくれた。 その内容は、私もそこまでもか、と思うような驚きの連続だった。 いずれ時が来ればすべてばらすと丹羽さんは言った。 いまはそれをしてはいけない、私がその先鞭を切る、といって別れた。 彼は私の後に続くだろう。 こうして一人、また一人、日本の指導者層の中から立ち上がる様になれば日本は変わる。 みな裸の王様だ。 誰かがそれを言わなければいけない。 それは左翼ではなく我々だ。 丹羽さんがそう言いかけたので、それこそが、私が今度の選挙に立った唯一、最大の理由であると言って、私は立川市に向かった(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説
天木直人(元外交官・作家)