Foomii(フーミー)

天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

「こんな人」暴言より許せない安倍首相の「水掛け論」暴言
無料記事

□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2017年9月6日第715号 ■   ==============================================================   「こんな人」暴言より許せない安倍首相の「水掛け論」暴言  ==============================================================  きょう9月6日の毎日新聞が教えてくれた。  政府はきのう5日首相官邸で国家戦略特区諮問会議を開いたという。  まだこんな会議をやっているのか。  そう思って読み進めて行くと驚いた。  何と議事録に関する新しい方針を決めて、これからは合意された内容だけを議事録に残すという。  とんでもない情報隠しだ。  これではどんな異論が出たのか、何もわからなくなる。  しかし、もっと驚いたのは、これを決めた時の安倍首相の言葉だ。  加計疑惑では「言った、言わない、の水掛け論に陥った」と言ったのだ。  だから、これからは途中の議論は一切残さない、と言わんばかりだ。  この暴言には心底腹が立った。  もうしわけありません、もう二度としません、白紙撤回させます、だから一度首相をやらせてください。  そういってやぶれかぶれ解散・総選挙に打って出ると思っていたのに、この開き直りだ。  ここまで行政を私物化し、血税である公金を、加計孝太郎というわけのわからないポン友ひとりのために湯水のごとく使って来たというのに、そしてその動かぬ証拠がいまでも続出しているというのに、疑惑追及を「水掛け論」と言い放ったのだ。  私は秋葉原で発したあの「こんな人に負けるわけにはいかない」発言を最初に知った時、首相が国民をこんな人呼ばわりするようではお終いだと直感した。  案の定、あの暴言は国民の反発を食らって支持率を下げた。  今度の「水掛け論」発言は、それ以上の暴言だ。  もはや国会の追及まで待てない。  安倍首相と負け比べをしているような前原民進党や小池右翼新党などに、もはや安倍追及を任せられない。  国民が怒るのだ。  国民の7割がおかしいと思っている加計疑惑を「水掛け論」とは、何と言う事を言ってくれたんだと。  何事にも温厚な私がこれほど怒るのだから、日ごろ安倍首相に批判的な国民なら、この言葉を知ったなら、「怒髪天を衝く」ごとく怒りが爆発するに違いない。  今度こそ支持率急落で安倍首相は終わる。  これこそが本当の民主革命だ。  加計疑惑の「水掛け論」発言で安倍首相は自らの首を絞める事になる(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今月発行済みのマガジン

ここ半年のバックナンバー

2024年のバックナンバー

2023年のバックナンバー

2022年のバックナンバー

2021年のバックナンバー

2020年のバックナンバー

2019年のバックナンバー

2018年のバックナンバー

2017年のバックナンバー

2016年のバックナンバー

2015年のバックナンバー

2014年のバックナンバー

2013年のバックナンバー

2012年のバックナンバー

2011年のバックナンバー

2010年のバックナンバー

2009年のバックナンバー

このマガジンを読んでいる人はこんな本をチェックしています

月途中からのご利用について

月途中からサービス利用を開始された場合も、その月に配信されたウェブマガジンのすべての記事を読むことができます。2024年4月19日に利用を開始した場合、2024年4月1日~19日に配信されたウェブマガジンが届きます。

利用開始月(今月/来月)について

利用開始月を選択することができます。「今月」を選択した場合、月の途中でもすぐに利用を開始することができます。「来月」を選択した場合、2024年5月1日から利用を開始することができます。

お支払方法

クレジットカード、銀行振込、コンビニ決済、ドコモケータイ払い、auかんたん決済をご利用いただけます。

クレジットカードでの購読の場合、次のカードブランドが利用できます。

VISA Master JCB AMEX

銀行振込では、振込先(弊社口座)は次の銀行になります。

銀行振込での購読の場合、振込先(弊社口座)は以下の銀行になります。

ゆうちょ銀行 楽天銀行

解約について

クレジットカード決済によるご利用の場合、解約申請をされるまで、継続してサービスをご利用いただくことができます。ご利用は月単位となり、解約申請をした月の末日にて解約となります。解約申請は、マイページからお申し込みください。

銀行振込、コンビニ決済等の前払いによるご利用の場合、お申し込みいただいた利用期間の最終日をもって解約となります。利用期間を延長することにより、継続してサービスを利用することができます。

購読する