Foomii(フーミー)

天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

天皇陛下の即興のあいさつの中に新党憲法9条の神髄を見る
無料記事

□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2017年8月1日第603号 ■   ==============================================================   天皇陛下の即興のあいさつの中に憲法9条の神髄を見る  ==============================================================  きょう8月1日の朝日新聞に貴重な記事を見つけた。  それは皇室記者を長年務めている北野隆一記者が書いている「皇室と震災」という連載記事の19回「語り部」の記事だ。  2013年10月27日に熊本県水俣市を訪れ、水俣病患者らと会った時のエピソードである。  水俣病の被害者の代表が次のように訴えたという。  「日本は戦後復興をめざす中、水俣病という重大な過ちを起こしてしまいました。水俣病は日本の政策の中で起きた失敗だったと思います。水俣病は現在いろんな問題を残し、決して終わっていないことを両陛下に知っていただきたい・・・私は自分の水俣病被害を周りの人に知られないために必死で水俣病から逃げ続けました・・・やがて、私は自分が求めていた本当の幸せとは、隠し続けることではないと気づきました・・・正直に生きることがどれだけ人間にとって大切か思い知らされました」  その直後、天皇陛下は、その場で約1分間、即席であいさつの言葉を述べられたと言う。  まったく予定外の行動だったという。  「ほんとうにお気持ち、察するに余りあると思っています。やはり真実に生きるということができる社会を、みんなで作っていきたいものだと改めて思いました・・・今後の日本が、自分が正しくあることができる社会になっていく、そうなればと思っています」  この言葉の中に象徴天皇の神髄を見る思いだ。  それは取りも直さず憲法9条の神髄でもある。  新党憲法9条は、天皇が退位される前に何としてでもこの国の政治の中に実現しなくてはいけない政党である(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今月発行済みのマガジン

ここ半年のバックナンバー

2024年のバックナンバー

2023年のバックナンバー

2022年のバックナンバー

2021年のバックナンバー

2020年のバックナンバー

2019年のバックナンバー

2018年のバックナンバー

2017年のバックナンバー

2016年のバックナンバー

2015年のバックナンバー

2014年のバックナンバー

2013年のバックナンバー

2012年のバックナンバー

2011年のバックナンバー

2010年のバックナンバー

2009年のバックナンバー

このマガジンを読んでいる人はこんな本をチェックしています

月途中からのご利用について

月途中からサービス利用を開始された場合も、その月に配信されたウェブマガジンのすべての記事を読むことができます。2024年3月19日に利用を開始した場合、2024年3月1日~19日に配信されたウェブマガジンが届きます。

利用開始月(今月/来月)について

利用開始月を選択することができます。「今月」を選択した場合、月の途中でもすぐに利用を開始することができます。「来月」を選択した場合、2024年4月1日から利用を開始することができます。

お支払方法

クレジットカード、銀行振込、コンビニ決済、ドコモケータイ払い、auかんたん決済をご利用いただけます。

クレジットカードでの購読の場合、次のカードブランドが利用できます。

VISA Master JCB AMEX

銀行振込では、振込先(弊社口座)は次の銀行になります。

銀行振込での購読の場合、振込先(弊社口座)は以下の銀行になります。

ゆうちょ銀行 楽天銀行

解約について

クレジットカード決済によるご利用の場合、解約申請をされるまで、継続してサービスをご利用いただくことができます。ご利用は月単位となり、解約申請をした月の末日にて解約となります。解約申請は、マイページからお申し込みください。

銀行振込、コンビニ決済等の前払いによるご利用の場合、お申し込みいただいた利用期間の最終日をもって解約となります。利用期間を延長することにより、継続してサービスを利用することができます。

購読する