□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2017年7月22日第575号 ■ ============================================================== それでも安倍政権は続くと語った中北浩爾一橋大教授 ============================================================== 東京都議会の歴史的敗北と、加計疑惑による内閣支持率の急落で、安倍政権は危機的状態だ。 日刊ゲンダイなどは毎日そう書いている。 日刊ゲンダイがそう書くのは、それが商売だから当然だが、最近は週刊誌までもがこぞってそう書き始めた。 ところが、なぜか緊迫感が伝わってこない。 その理由を、今朝5時半から始まったTBSテレビの「上田晋也のサタデージャーナル」で、一橋大教授の中北浩爾氏が見事に言い当てていた。 すなわち、それでも安倍政権が続くとして、三つの理由をあげていたのだ。 その一つは、自民党内にまだ安倍おろしが見られないことだと。 それどころか自民党は危機意識で結束に向かい、石破氏の動きは広がらないと。 二つ目は公明党の安倍自民党支持はまだ揺らいでいないからだと。 そして、三番目に野党が弱体のままであるからだと。 まさしくその通りだ。 この中北浩爾氏の解説聞いていた龍崎孝(りゅうざき たかし)元TBSテレビ解説委員が、それでも安倍政権の支持率がこれ以上下がると、自民党内で安倍おろしの動きが出てくるのではないかと質したのに対し、中北氏はそうは思わないと否定し、安倍首相は、それができるかどうかはわからないが、改憲を自らの手でやるつもりだと思うと語った。 これもまた私はそう思う。 新党憲法9条は、そのような安倍首相が首相でいる時に結党宣言するからこそ、歴史的意義があるのである(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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天木直人(元外交官・作家)