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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

もはや既存の政党・政治家では日本を救えない事は明らかだ
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2017年7月19日第566号 ■   ==============================================================   もはや既存の政党・政治家では日本を救えない事は明らかだ  ==============================================================  ここまで国民の不支持が高まれば、安倍政権の先は長くはないと思う。  ところが、なぜか政局に緊迫感がない。  それは、安倍政権に代わる受け皿がいつまでたっても見えてこないからだ。  なにしろ自民党の中に、いますぐ安倍首相に代わり得るリーダーがいない。  なにしろ野党第一党の蓮舫・野田民進党が、安倍自民党と競い合って支持率を下げている。  かろうじて支持率を保っているのは公明党と共産党だけであるが、公明党は政教分離を定める憲法違反の疑惑がつきまとい、共産党は今でも共産主義を信じる政党だ。  とても幅広い国民に受け入れられる政党ではない。  だからこそ、安倍自民党に代わる受け皿として小池新党が期待されたのだが、その小池新党に対する期待もあっという間に消えつつある。  小池新党もまた、既存の政党・政治家のしがらみから逃れられないからだ。  そう思っていたら、小沢一郎が自由党と民進、社民、無所属で新党をつくるのがベストだと言い出したらしい。  菅直人が原発ゼロを目指す新党、日本版「緑の党」をつくると言い出したらしい。  もはやここまでくれば冗談だ。  生き残りのための思いつきでしかない。  米国や欧州で見られるごとく、国民は既存の政党、政治家を否定している。  政治家には何も期待できないからだ。  国民の暮らしを守れないからだ。  米国や欧州で見られる動きが日本に及ばないはずがない。  問題は既存の政治を否定した後に何を目指すかだ。  そして、米国や欧州の動きは、孤立主義、敵対主義ではなく、共生の方向に移りつつある。  まさしく憲法9条の方向だ。  いまこそ、既存の政治家は、私利、私欲を捨て、政治家の特権を国民に返して、国民の為に憲法9条の下に結集する時である。  それしかない。  誰が最初にそれを本気で言い出し、行動を起こすかである(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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