□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】
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□■　天木直人のメールマガジン２０１７年７月１５日第５５８号
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　　国民投票調査の超党派外遊を評価した朝日にあきれ果てる

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　国民投票調査のための超党派議員団外遊について書くのはこれが三度目だ。

　一度目は７月７日のメルマガ第５３４号で書いた。

　７月７日の朝日新聞によれば、衆院憲法審査会の議員団が、７月１１日から１０日間の日程で、英国、イタリア、スウェーデンの３か国を視察するらしいが、あきれ果てると。

　こんな八百長外遊を許してはいけないと書いた。

　二度目は７月１２日のメルマガ第５４８号で書いた。
　
　調査団は本当に出発してしまった。

　なぜメディアはこんな税金の無駄遣いを許すのかと。

　こんな外遊を無批判で許すようなら、政治記者も、結局は与野党議員となれあって飯を食っている同業者であるということだ、と。

　そしてこれから書くのが三度目だ。

　きょう７月１５日の朝日新聞でロンドン発藤原慎一記者が書いている。

　森英介会長ら与野党の審査会メンバーはキャメロン前英首相らと会談し、先の英国のＥＵ離脱の国民投票について話を聞いたと。

　森会長は記者団に、「（国民投票の）実施の仕方は、相当研究しなければいけないと感じた」と語ったと。

　何のことはない。

　与野党相乗りの八百長外遊を批判するのではなく、有意義だったと褒めているのだ。

　やはり政治記者は与野党議員となれあって飯を食っている同業者である（了）



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編集・発行：天木直人

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